狭い土地でもあきらめない 平屋で快適生活

家づくりを始めると、いろいろなことを検討し、決断し。同時進行で行う場面も多くあります。

例えば希望の地域の土地を見つけたが、思うような広さがなかった。

土地の坪単価が思ったよりも高額になってしまい、思った広さが用意できなかった。

など、自分たちが思い描いていた夢と実際に建てる現実の間には、ギャップが発生してしまうことも少なくはありません。実際に土地の問題は、自分たちの望む地域に開いている土地があるのかも含め「自分たちだけの力」ではどうにもできないことも多いのです。

しかし家の良し悪しは、家の大きさで決まる訳ではありません。その住宅自体の持つ特徴を活かし、家族の構成やライフスタイルに合わせた家づくりができるのかが重要なのです。今回は平屋の設楽狭いかもしれない。そう感じる土地であっても、作ることができる!平屋の魅力と可能性にせまってみましょう。ただ横の広さを活かすだけではない平屋住宅の作り方もあるのです。

狭小地とはどんな土地

狭小住宅とは、約15坪(50m²)以下という敷地に建てられた住宅を表します。15坪といえば一般的な住宅建築に対しては狭めな土地なってしまいます。1坪が京間で表すと約1.81233畳ですので、15坪では約27.185畳という計算になります。

では実際に家を建てる際、家族の人数に対する一般的な快適な広さとはどのくらいの大きさを言うのでしょうか。私たちが暮らす住居面積の目安について、一般的な目安とされる指標が国から公開されています。

①「誘導居住面積水準」とは、豊かな生活を送るために必要と考えられる住居面積の水準

②「最低居住面積水準」とは、健康で文化的な生活に最低限必要な住居面積の水準

一般的にはこのふたつで住宅の広さの目安を立てることも可能です。詳しくは下のURLをご参照ください。

出典:国土交通省 – 総務省|

住生活基本計画における「水準」について https://www.mlit.go.jp/common/001098415.pdf

住生活基本計画における居住面積水準 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000012t0i-att/2r98520000012t75.pdf

この上の目安(「誘導居住面積水準」豊かな生活を送るために必要と考えられる住居面積の水準)で把握した場合、夫婦+子ども2人(10歳以上)の4人家族(一般形)では、125㎡程度が理想と言われています。そしてこの125㎡を坪数で置き換えると、約37.8坪となります。「誘導居住面積水準」は豊かな生活を送るために算出される広さです。実際の総務省で行った調査では、豊かな生活を送るために広さの理想に達している世帯は全体の約57.4%となっています。

出典:平成25年住宅・土地統計調査 速報集計結果の概要|総務省統計局

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2013/pdf/giy00.pdf

家づくりの醍醐味、そして楽しさは、「今ある現状をどう活かし、どう工夫し、どう過ごしやすく、暮らしやすくできるのか」なのです。その土地の持つ、自分たちが建てよとしている住宅の、メリットとデメリットを活かし対策することで、家づくりに変化が生まれます。

間取り図の見方

狭くても快適な住まいを考えたい。そう思う方は多くいらっしゃるでしょう。そのような時に知っておきたいのが、「正しく間取り図を見る知識」です。自分たちのこうしたいという夢や理想、一緒に家づくりをするパートナーからの提案など、良い家を実現するためには大切な知識です。

ここではぜひ知っておきたい間取り図の見方にクローズアップし、解説します。

間取り図とは

これから建てる家情報がたくさん詰まっている間取り図。間取り図とは家全体の空間の使い方はもちろんのこと、各部屋の広さや配置、出入りするドアや窓の位置などがわかるようになっている図面です。一目で建物の構造や状態などが分かる平面図になります。

その図面を読み解いていくことでその図面がどんな意味を持ち、どんな生活をもたらしてくれる住宅になるのかも想像することができます。例えば部屋の位置や広さからは「空間の活用方法」を考えることができます。法学や窓やドアの位置からは、家族の動く動線や日当たり、通風などの環境もイメージできます。

平屋住宅の良さは、ワンフロアで動きやすく、安心・安全の家が建築可能な面です。間取り図からしっかりと住宅の持ち味を読み取り、敷地面からの横の狭さは「スキップフロア」や「小屋裏収納」、「ロフト」など縦の空間を活かしきることも重要です。アイデアを組み込みながら、家の方向性を決める間取りを完成させていきます。

間取り図の欠点とは

住宅建築に関わる情報が一目でわかる間取り図ですが、ひとつ欠点を上げるとすると「窓の高さや縦に関するサイズや空間が分かりにくい」という点です。天井高などの数値は記載されていますが、実際にどのくらいの高さで、どのような広がりを感じるのかなど、イメージがしにくいのです。今は建築会社などでも、立面図などイメージのしやすいプレゼンテーションを行ってくれている所もあります。

狭い空間や平屋で住宅を建てる場合など、どうしても縦の空間の活用方法も快適さを高めるためには大切なポイントです。建てる側と自分たちの温度差や、認識の誤解がないようにしっかりとコミュニケーションを図っておきましょう。

間取り図面で気をつけておきたいポイント

間取り図は家のさまざまな情報が集約されています。

「大きなリビングだね」「ここがキッチンなのね」など、間取り図面では空間の活用法に目が行きがちになります。せっかくたくさんの情報が載っているので、まずは全体をチェックすることをおすすめします。ここでは間取り図で多く使われている簡単な記号なども解説します。

<プランの全体を押さえよう>

プランニングで提出される間取り図などには、たくさんの情報が詰まっています。細かい内容を見る前に、しっかりと全体の内容を押さえておきましょう。サッと見渡して、その図面に対する第一印象は家づくりの方向性にも関わってきます。

<敷地境界線や方角>

間取り図をクルッと囲んでいるのが境界線のラインになります。土地の形状やお隣さんとの感覚も分かってきます。住宅は周りの人との関わりも多く発生します。プランニングの時からしっかりと周りにも配慮した家づくり・間取り作りを行うことが大切です。

方角はNのある方向が北になります。家がどの向きで建っているかにより、日当たりや風の通り方など、大きく関わってきます。暮らしやすい家づくりには、家の方角と間取りが重要なのです。

<敷地内の高低差>

間取り図の中には「+0」や「-750」などの数字がふってある場合があります。これは敷地の高低差を表しており、「+0」よりも「-750」に向かって敷地が低くなっていることを表しています。近年は自然災害なども大型化してきています。自分たちの建てる家のどこが低くなっているのかを知ることは、万が一の危険を防止する・対策することもできます。

そして間取り図の中で使う単位は「mm」を使用しています。リビングなど大きさが表している場合、その端は壁の内側や外側ではなく「壁の厚みの中心から中心までの距離」になっています。

<扉や窓の表示>

建物にはたくさんの扉や窓が使われています。

扉の場合は扇形になっているものは、開き戸を表しています。扇の形に扉が開閉することを表しています。

 

 

 

引き戸は図のように扉がはまり、矢印の方向に出入りできることを示しています。

 

 

窓も図のように表示され、窓の形によっても表現記号が変化します。窓の位置や数だけでなく、開閉の仕方も分かります。

<家事動線や生活動線をイメージ>

頭の中でイメージしていたものが図面になることで、実際に暮らした場合の動き方もシミュレーションすることもできます。実際に動きを書き足してみると、改善できるポイントやもっと活かせるアイデアも生まれる場合も多いのです。

このように図面を少し解説しただけでも、たくさんの要素が詰まっています。楽しみながら、これからの生活をイメージしながら、間取り図を見てみましょう。

For The CUSTOMERS. HOUSE MAKING NIKKENSO

NIKKENSOではコラムなどの言葉では伝わりづらい「平屋の良さを体感できるモデルハウス」をご用意しています。百聞は一見に如かず。お気軽にご来場ください。お待ちしております。

YATモデルハウス

無垢の木などの自然素材が多く用いられているYATは、平屋ならではの開放感と心安らぐ空間を体感することができます。建物と一体となったガレージにも注目です。

<YAT内原モデルハウス 基本情報>

営業時間 10:00~17:00定休日 なし(年末年始・お盆は除く)

住所 茨城県水戸市内原町1丁目地内

電話番号 029-297-3322

FAX 029-252-2923

アクセス 水戸ICより車で5分 常磐線内原駅より徒歩10分

HUCK beret内原モデルハウス

伝統的な知恵と技術を現代の住宅に活かした本場フィンランドのログハウスです。今まで培ってきた技術と、木造軸組のノウハウを 掛け合わせた独自のハイブリッド・ログハウス。プランアレンジとコスト低減を可能にしています。

ログハウス本来の楽しみをハックで体感してください。こだわりの外観、夢が広がるウッドデッキ、家族で団らんできる薪ストーブなど、見どころがいっぱいです。

<HUCK beret内原モデルハウス 基本情報>

営業時間 10:00~17:00

定休日 なし(年末年始・お盆は除く)

住所 茨城県水戸市内原1丁目215-4(JA内原のめぐみ向かい)

電話番号 029-297-3322 FAX 029-252-2923

アクセス 水戸ICより車で5分 常磐線内原駅より徒歩10分

 

茨城県水戸市・笠間市でライフスタイルから選べる家づくりを提供しています。

家づくりの疑問・不安などお気軽にお問い合わせください。わかりやすくご説明します。

CONCEPT #01遊びゴコロ、躍らせる。

家はまず、楽しくあるべき。という考え方から、ワクワク感満載の家づくりをご提案しています。

CONCEPT #02光と風を感じて暮らす。

郊外ならではの、光と風を感じられる家づくりを目指しています。
子供たちの原風景として、郊外の自然環境が刻まれます。

CONCEPT #03家族と仲間を幸せに。

家づくりとともに、家族や仲間と幸せに暮らすライフスタイルを提案しています。

CONCEPT #04住宅性能を、カンペキに。

住宅性能は、当然の最高水準。長期優良住宅対応、耐震等級2以上、ZEH対応など、これからの住宅に求められる性能を兼ね備えています。

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株式会社 NIKKENSO
住宅事業部
〒311-4165 茨城県水戸市木葉下町292-17(水戸流通センター構内)
TEL : 029-297-3322 / FAX : 029-252-2923

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