平屋住宅のデザイン性をアップさせる家づくり

人生の中で大きな買い物と言えば、マイホームの購入もそのひとつでしょう。今まで賃貸で過ごしてきた人であればなおさら、不動産を取得することにより今までとの変化も考えられます。そして長年住んでいた我が家を新しくしたいと考えている方も、もちろんいらっしゃるでしょう。

その建物が建つ立地条件や風土の違いなども快適な住宅の取得には必要な項目です。また新しい環境をということで外観や内装にもこだわりたい所です。特に外観はその家のイメージを週に発信するため、印象も大きく左右します。

今回は平屋住宅をメインに「デザイン性をアップする家づくり」を注目していきたいと思います。自分たちのこだわりはもちろん、長い目線での検討、周囲との調和など、外観に求められる要素は多岐にわたります。自分たちに合う家づくりに役立てていただけたら幸いです。

平屋暮らしって

いろいろな住まいの形がある中でも、近年さまざまな世代の方に注目を集めている平屋住宅。平屋住宅はワンフロアな設計のため、2階・3階住宅に比べシンプルな構造が魅力のひとつです。そのためデザイン性にもごまかしのきかない住宅とも言えます。まずは近年注目度が上がっている平屋住宅の魅力を簡単に解説します。

平屋住宅の最大の魅力は、階段のない・段差の少ない「安心・安全住宅」で過ごせることです。段差の少ないという項目で思い浮かべることといえば、バリアフリーや年配の方に暮らしやすいなどではないでしょうか。現在は子育て真っ盛りのファミリー世代などにも人気が高まり、平屋住宅が見直されています。

小さなお子さまにいるご家庭では、段差のない・ワンフロアで見晴らしのいい環境が子どもとのスキンシップも取りやすく「子育てしやすい」との声も多く聞かれます。段差がないので子どもたちのケガに対する安心だが高い点も注目されています。そして階段のない暮らしは将来への備えにもなります。

子育て時代から、自分たちのこれからも安心して暮らせる住宅として適した住宅なのです。平屋住宅に暮らしてみて、「もっと早く平屋に住みたかった」「やっぱり平屋住宅を選んで良かった!」と思えるほど快適な空間を提供してくれます。

平屋の家でデザイン性をアップさせるためには

自分たちのマイホームを建てる際にこだわりたいポイントはたくさんあります。今回はデザイン性についてクローズアップしてみましょう。

一言でデザイン性と言っても、どこをどうしたらいいのかと悩んでしまいます。最初から家の全てを考えてしまうと、考えやアイデアがまとまらない場合もあります。そんな場合はひとつずつ整理しながらまとめていくこともひとつの方法です。

家のデザインを決めるには、下のようにいくつかの気をつけたいポイントがあります。

○家の外観

○屋根の形や素材

○窓やドアの形・配置

○間取り

○間取りを活かす、空間を活かす内装

○テラスやウッドデッキなどエクステリア

こんな風に少しずつ自分たちの思いを詰め込んでいくことで、長く愛着の持てる住宅が完成していきます。外観がスタイリッシュでシンプルな住宅であれば、流行に流されず飽きのこない家づくりも可能で平屋の持つ魅力を引き出すこともできます。

またシンプルじゃ味気ないといろいろな事にこだわり、外壁材や色合いなどデザイン性を追求する住宅もたくさんあります。家づくりのデザイン性を高めるために必要なことは、「ひとつの場所にこだわらず、トータルバランスを大切にする」ことです。

平屋の家を彩る屋根の形

デザイン性を高めるにはいろいろなポイントがありますが、今回は「住宅の屋根」にクローズアップしてみましょう。屋根の役割は家のデザインだけでなく、防音や温度調節などの日常環境を守る、台風や地震・自然災害から家族の命と財産を守るなどの大きな役割も担っています。こういう生活の基盤となる機能面から、住宅全体のデザイン性を上げるなど、住宅の中でも重要な部分を占めるパーツと言えます。

屋根の形によっても建物イメージは大きく変化します。周囲の景観とのバランスも考慮しながら、屋根のデザインを選択することも大切です。屋根の形にどのような違いがあるのか、しっかりと把握して自分らしい屋根をセレクトしましょう。

切妻(きりづま)屋根

切妻屋根は日本で建てられている住宅の中で1番一般的な屋根の形です。建物の屋根の一番高い部分は大棟(おおむね)と言います。その大棟から下方に2面下の方に伸びた形が切妻屋根の特徴です。周りの家を見ると三角の形をした屋根を見かけませんか。その屋根が切妻屋根です。

シンプルな形だからこそ、和風の家から洋風の家までさまざまなスタイルにもしっくりとくる屋根の形です。その上コストも抑えられ、幅広いデザインに対応できることから現在も広く普及しています。

片流れ(かたながれ)屋根

普通の屋根であれば左右両方に伸びている形が多いのですが、片流れは一方の屋根だけが伸びている形になります。片方の屋根で住宅を守る訳ですから、屋根のシルエットもスタイリッシュでシャープのイメージになります。片側が高くなるため、勾配天井を活かす家づくりが可能です。勾配天井を活かし屋根裏を活用する、天井を高くして開放的な空間を演出するなどアイデア次第でさまざまな利用ができます。

片流れ屋根にする場合の注意点は、屋根の勾配の角度です。勾配の作り方によりかなり見え方も変化します。周囲との調和や間取りの活用方法などを考えながらバランスの良い勾配にすることが大切です。

招き(まねき)屋根

招き屋根とは切妻屋根に似ていますが、左右平等に開く切妻屋根とは違い一方の屋根面を長く、もう片方を短くした屋根のことを指します。左右2面の屋根が段違いになっているのが特徴です。段差の付け方によってもイメージが変化しますので、より個性的なデザインを追求することも可能です。

招き屋根は強風や突風に強い、屋根を互い違いにしているのでその分室内空間が広くなるなどのメリットもあります。屋根裏の断熱性や通気性に優れているので屋根裏の利用を考えている方にはおすすめの屋根の形です。

寄棟(よせむね)屋根

 

寄棟屋根とは、横から見て大棟から左右2面が下に伸びている切妻屋根とは違い、4面下に伸びている屋根になります。屋根の種類の中では重厚感や安定感の感じられる屋根の形をしています。寄棟屋根は最上部から4方に勾配があるため、雨や雪などを均等に分散させることができます。

落ち着いた雰囲気を出したい、風に強い住宅にしたいと考えている方にはおすすめの屋根形状です。

方形(ほうぎょう)屋根

方形屋根とは、一見寄棟屋根のように見えますが屋根の頂点から4方向に同じ角度・長さで傾斜した屋根になっており屋根の最上部がとがった形をしています。ピラミッドが屋根に乗っているような屋根の形になります。

4方向に伸びているバランスの良い形をしているため、雨や雪が多い地域でも負荷を均等に分散させることが可能です。また勾配の傾斜によってもイメージを大きく変えることができます。

入母屋(いりもや)屋根

入母屋屋根は日本のみならず、広くは東アジア全域に広まる伝統的な屋根様式です。その佇まいと格式の高さから主に神仏建築に用いられるなど歴史のある屋根なのです。特に和風建築で良く活用され、寄棟屋根の上に切妻屋根を乗せたようなデザインになります。

屋根の建築にも高い技術が必要な屋根ですので、構造的にしっかりしている特徴を持っています。しっかりとした安定感もあり高い断熱性、強風にも強い部分も大きな魅力です。

陸屋根(ろくやね)

一般住宅のような屋根らしい屋根がない形で、屋上をバルコニーのように平らにしている形が陸屋根の特徴です。屋上のスペースを最大限に有効活用することが可能で、シンプルな佇まいの家づくりができます。有効活用できるスペースは広がりますが、排水面では他の屋根と比較するとデメリットになります。排水溝に葉っぱなどのゴミがたまることにより、排水機能がダウンしてしまい雨漏れにつながる可能性もあります。

風には強い形をしていますが、雨などの多い地域や自然の多い環境下ではメンテナンスをこまめに行うことが大切です。

 

このように一言で屋根と言ってもたくさんの種類があり、さまざまな特徴を秘めています。デザイン性を高めることも大切ですが、長く暮らす家だからこそメンテナンスなどの部分も検討し、セレクトすることをおすすめします。

外観デザインと合わせることがポイント

いろいろ種類の屋根の形がありますが、その形を活かすにも大切なポイントがあります。平屋住宅は特にシンプルな作りであるため、ごまかしのきかない住宅と言えるでしょう。平屋住宅をおしゃれにするためのポイントをまとめましょう。

屋根の高低差を考える

平屋住宅はワンフロア設計のため、2階建て住宅のように上に空間がある訳ではありません。そのため思いっきり天井を高くする、高さや角度を変化させるなどさまざまな工夫を施すことができます。自由度の幅が広がることは平屋住宅の魅力のひとつです。

上のスペーススペースがなく自由度が高まるメリットを活かすためには、屋根の高低差を意識することでデザイン性もアップします。だからといって極端な高低差が良いという訳ではありません。間取りや周囲の環境に合わせながら、高低差を活かしていきましょう。

屋根形状や屋根匂配を考える

屋根の勾配とは、屋根の傾斜のことを表します。この勾配の角度によってもイメージはガラッと変化します。急勾配、並勾配、緩勾配など角度によっても呼び方も変化します。

この勾配についてはセレクトする屋根によっても、良さを引き出す勾配角度は違ってきます。同じ屋根でも勾配によっては見え方も変化してきますので、外観デザインにこだわりたい方は屋根の勾配にも気を配ってみてはいかがですか。

For The CUSTOMERS. HOUSE MAKING NIKKENSO

NIKKENSOでは平屋住宅の良さを体感できるモデルハウスをご用意しています。これから長く暮らす空間になるからこそ、しっかりと自分の目で見て、体感して。後悔のない家づくりを目指しましょう。

NIKKENSOがしっかりとあなたの家づくりを応援します。

YATモデルハウス

無垢の木などの自然素材が多く用いられているYATは、平屋ならではの開放感と心安らぐ空間を体感することができます。建物と一体となったガレージにも注目です。

<YAT内原モデルハウス 基本情報>

営業時間 10:00~17:00定休日 なし(年末年始・お盆は除く)

住所 茨城県水戸市内原町1丁目地内

電話番号 029-297-3322

FAX 029-252-2923

アクセス 水戸ICより車で5分 常磐線内原駅より徒歩10分

HUCK beret内原モデルハウス

伝統的な知恵と技術を現代の住宅に活かした本場フィンランドのログハウスです。今まで培ってきた技術と、木造軸組のノウハウを 掛け合わせた独自のハイブリッド・ログハウス。プランアレンジとコスト低減を可能にしています。

ログハウス本来の楽しみをハックで体感してください。こだわりの外観、夢が広がるウッドデッキ、家族で団らんできる薪ストーブなど、見どころがいっぱいです。

<HUCK beret内原モデルハウス 基本情報>

営業時間 10:00~17:00

定休日 なし(年末年始・お盆は除く)

住所 茨城県水戸市内原1丁目215-4(JA内原のめぐみ向かい)

電話番号 029-297-3322 FAX 029-252-2923

アクセス 水戸ICより車で5分 常磐線内原駅より徒歩10分

茨城県水戸市・笠間市でライフスタイルから選べる家づくりを提供しています。

家づくりの疑問・不安などお気軽にお問い合わせください。わかりやすくご説明します。

 

CONCEPT #01遊びゴコロ、躍らせる。

家はまず、楽しくあるべき。という考え方から、ワクワク感満載の家づくりをご提案しています。

CONCEPT #02光と風を感じて暮らす。

郊外ならではの、光と風を感じられる家づくりを目指しています。
子供たちの原風景として、郊外の自然環境が刻まれます。

CONCEPT #03家族と仲間を幸せに。

家づくりとともに、家族や仲間と幸せに暮らすライフスタイルを提案しています。

CONCEPT #04住宅性能を、カンペキに。

住宅性能は、当然の最高水準。長期優良住宅対応、耐震等級2以上、ZEH対応など、これからの住宅に求められる性能を兼ね備えています。

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株式会社 NIKKENSO
住宅事業部
〒311-4165 茨城県水戸市木葉下町292-17(水戸流通センター構内)
TEL : 029-297-3322 / FAX : 029-252-2923

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