梁見せ天井のある家に住みたい|メリットやデメリットを紹介

梁見せ天井は、空間に表情が出ておしゃれな構造ですよね。普通の住宅とは一味違った風合いになるため、新築住宅に取り入れるのも人気があります。

しかし、「梁が見えている建物は強度は大丈夫?」「メンテナンスが大変そう…」など、不安に感じる点は多いでしょう。

そこでこの記事では、梁見せ天井にする場合のメリットやデメリット、注意点などについてまとめていきます。これから新築をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

  • 梁見せ天井がおしゃれ
  • 梁見せ天井のメリット
  • 梁見せ天井のデメリット
  • まとめ

梁見せ天井がおしゃれ

梁見せ天井は、平行に伸びた梁が印象的ですよね。そもそも「梁」とは、柱の上に水平に渡された建築資材を指します。柱を固定し、2階や屋根の荷重を支える役割があります。

日本古来の在来工法では、ベイマツなどマツ科の建材が使われることが多いです。耐久性が強く白アリなどの虫害の影響も受けにくいため、長く美しい状態に保てます。

ロフト

こちらの実例写真では、斜めの天井に梁が見えています。小屋裏天井の空間のため本来はもっと狭いスペースなのですが、空間を広げるために梁を見せています。

このように梁見せ天井は、空間を広々と使いたいときにおすすめの手法です。一味違った個性的な雰囲気になるため、オリジナリティのある住まいを作りたい方にもぴったりですね。

 

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梁見せ天井のメリット

構造材である梁は本来見えないように天井を張るものですが、見せることによるメリットは何でしょうか?ここでは、梁見せの代表的なメリットを紹介します。

広々とした開放感がある

あえて天井を張らずに梁を見せることにより、天井高が高くなります。これにより、広々とした開放感が得られるのです。

写真の実例は平屋の住宅ですが、天井のもっとも高い部分の高さは3.5m程度となっています。通常の天井高さが2.4m程度ということに比べると、かなり違いがありますね。天井が高いと、海外の住宅や美術館のようなおしゃれな雰囲気になりますよ。

 

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空間に表情が生まれる

梁見せの住宅は、通常の天井とは違った個性的な雰囲気になります。ただ梁を見せるだけでなく、内装を構成するアイテムとして上手に使えば、部屋のインテリアとして使うこともできますよ。

 

「梁見せ天井は照明計画が難しそう…」という声も多いですが、照明はコーディネート次第でぐんとおしゃれに見せられます。写真の実例では空間を貫くように梁が渡されており、梁の下面にダクトレールを這わせてスポットライトを設置しています。

また梁上には間接照明が置かれていて、天井に向けてライトアップしていますね。こうすることにより、上方向が明るくなって高さ感を演出できますね。広々とした開放感のある空間に見せたいときにぴったりの手法です。

梁見せ天井のデメリット

掃除がしにくい

梁見せ天井は、通常の天井よりも掃除の手間が掛かるのがデメリットでしょう。出っ張りがあるぶんホコリが溜まりやすく、こまめに拭き取り掃除をする必要がありますね。

ロボット掃除機でも梁などの特殊な空間は対応できないため、モップなどで定期的に拭き取るのがおすすめです。

梁見せ天井の中でも、梁が天井に接しているタイプならそれほどホコリは溜まりにくいですよ。

照明器具に工夫が必要

通常の天井であれば、丸形のシーリングライトを1台設置すれば明るくなりますよね。しかし梁見せ天井の場合、梁が邪魔になってシーリングライトが設置できなかったり、天井が高くて1台では明るくできなかったりする問題が起こります。

 

従来では、大型のペンダントライト(吊り下げタイプ)やブラケットライト(壁付けタイプ)を設置して、ハイパワーの器具1台で明るさを取るケースが主流でした。

しかし最近では、必要な部分だけ点灯できるよう分散して配灯するプランが人気です。

梁にダクトレールを這わせてスポットライトを設置する方法であれば、照らしたい部分に向きを変えたり器具を移動したりするのが簡単ですね。器具の付け替えも簡単にできるので、メンテナンスにも便利でおすすめですよ。

冷暖房や耐震性に注意

天井の高い梁見せ天井は、吹き抜けのように空調に配慮する必要があります。冬場には特に、温かい空気が上昇してしまうことにより居室が寒いといった声も多いです。そのため床暖房やサーキュレーター、暖炉などを設置する対策がおすすめです。

また高断熱・高気密住宅なら、空調を最低限にしつつ室温を一定に保てます。冷暖房費の節約をしたいなら、懇談熱・高気密住宅対応の工務店を選ぶのもおすすめですよ。

 

梁は構造上重要な役割を担っているので、梁に穴をあけたり過度な荷重がかかったりする造作は控える必要があります。

ただし飾りとして梁に模した木材を施す「化粧梁」は構造に関係がないため、中を空洞にして照明器具の配線を通す等をしても問題ないでしょう。

まとめ

梁見せ天井は、ちょっと変わったおしゃれな雰囲気になって素敵ですよね。空間に変化を付けたい場合や、部屋を広々と開放的な雰囲気にしたいときにぴったりです。

建売住宅や賃貸住宅ではおしゃれな梁見せ住宅は難しいですが、注文住宅なら思い通りの造作にできますよ。新築をお考えの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

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