新築の収納計画方法まとめ｜おすすめアイデアも
収納スペースは、毎日の生活で意外とよく使う場所ですよね。
しかし新築住宅を建てて広々した収納スペースが確保できるようになったつもりが、「暮らしてみると意外と狭くて困った」という声は多いです。
マイホームを建てた後は家族が増えたり、新しい趣味を始めたりといったイベントが盛りだくさんで、ますます荷物が増える傾向にあります。
そこでこの記事では、住まいを新築する際の収納スペースのおすすめの計画方法について紹介していきます。
これから長く住まう家だからこそ、収納スペースにもこだわってプランしていきましょう。
目次
- 収納スペースの計画は重要
- 部屋別の新築収納計画のポイント
- おすすめの収納アイデア
- まとめ
収納スペースの計画は重要
マイホームは、3階建てて初めて納得いく住まいが完成するとも言われます。しかし、できることなら1回で満足の住宅を建てたいですよね。
賃貸住宅なら収納スペースが少ないのは仕方がないですが、新築の注文住宅に住むならたっぷりした収納スペースが欲しいという方は多いです。
また収納スペースが少ないと、片付けるときや物を探すときに時間が掛かってストレスにも繋がってしまいます。
建築面積は限られていますが、方法やコツを守れば上手に収納スペースを確保できますよ。しっかり計画を立てて、これから何十年も過ごす住まいを快適なプランにしましょう。
部屋別の新築収納計画のポイント
リビング
リビングは家族が一緒に集まったりTVを見てくつろいだりと、一日の中でも長い時間を過ごす部屋です。そのため、収納スペースがいくらあっても足りないという状態に陥りやすいのが難点でしょう。
またお客様をもてなすスペースでもあるので、ごちゃごちゃと片付かず生活感が出てしまうとみっともないですよね。
おすすめの方法は、作り付けのリビング収納を作るプランです。キャビネットや棚などを購入して設置するよりも空間がすっきりとまとまり、スタイリッシュな印象になりますよ。
あまり使わないものは床下収納や壁面収納に仕舞うなど、リビングの生活スペースを圧迫せずに収納を確保する方法もおすすめです。
【関連ページ】ロフトのあるリビングは住みやすい？メリットと注意点まとめ
洗面所
洗面所は朝の支度や夜のスキンケア、帰ってきてからの手洗いやうがい…など、使うシーンが多い空間です。
それぞれのシーンで洗顔料や石鹸、化粧水などのアメニティなどのアイテムが必要なので、収納スペースも広くなってしまいます。
さらに洗面所には、洗剤や掃除用品といった日用品を収納している方も多いでしょう。かさばるアイテムが多いので、気が付くと物であふれてしまいますよね。
洗面所には、洗面化粧台と一体になったキャビネットや三面鏡などがあると便利に使えるでしょう。
洗剤のストックなど場所を取りそうなアイテムは、床下収納を作って整理整頓するのもおすすめですよ。
また写真の実例のように、おしゃれな作り付けの棚を設置するのもよいでしょう。お気に入りのスキンケアアイテムをあえて見せて収納するなど、ディスプレイのような使い方もできますよ。
キッチン
キッチンは料理の支度や後片付けをする作業スペースなので、収納には特にこだわりたいですよね。
従来までは高い位置の吊り戸収納が一般的でしたが、手が届きにくく物の落下の危険もあるため最近ではあまり見られなくなっています。
写真の実例のように、シンク下収納やカップボードに大きなスペースを確保すれば、出し入れもラクラクですよ。
また買い置きや非常時の備蓄をしっかりしたいという方は、キッチン横にパントリーを設置するのもおすすめです。かさばるお米や飲料水、普段は使わない土鍋などの大型調理器具も収納できて便利に使えます。
【関連ページ】ログハウスのキッチン計画のポイント！長く大切に使う方法は？
寝室
夫婦で使う主寝室には、ウォークインクローゼットを隣接させるプランがおすすめです。2～3畳程度の広さがあれば、2人分の衣服もゆったりと収納できますよ。
朝の時間帯はバタバタと忙しいという方も、服選びが時短になってスピーディーにできるでしょう。
またスーツケースや季節もののコートなど、大型のアイテムもしっかり収納できるのもメリットです。大型のものは収納場所に困ることが多いですが、ウォークインクローゼットにまとめれば使うときにさっと取り出せますね。
床面積に余裕があれば、さらに大きなファミリークローゼットを作るのもよいでしょう。2方向からアクセス可能な間取りにしておけば、通り抜けができて便利ですよ。
玄関
玄関は靴を収納する下駄箱があるのが一般的ですが、シューズクロークを作ると広々と使えておすすめですよ。1畳程度のスペースがあるため、靴の収納だけでなくアウトドア小物をまとめて仕舞えます。
傘を干す、犬の散歩グッズを収納する、アウターを掛けておくなど、痒い所に手が届く便利なスペースになるでしょう。
おすすめの収納アイデア
ロフトを作る
屋根裏部分にロフトを作れば、デッドスペースを有効活用できます。ロフトは天井高さ1.4ｍ以下のスペースで、写真の実例のように傾斜天井になっていることが多いです。
部屋として使うのには狭いですが、収納としては大容量のビッグスペースです。クリスマスツリーや雛人魚など、普段は使わない大型のグッズなどを収納しておくのに便利ですよ。
アウトドア空間も活用
広い庭のスペースがあれば、一部をウッドデッキなどにするとさらに便利に活用できます。地面に直接置くのに抵抗があるものも、ウッドデッキの上なら清潔に汚れず保管可能ですね。
キャンプ用品やガーデニングのグッズ、犬のおもちゃなど、外で使うことが多いアイテムの収納に役立つでしょう。
【関連ページ】アウトドアリビングで豊かな暮らし！屋根付きのウッドデッキがおすすめな理由
まとめ
新築住宅を建てる際には、収納にもこだわりたいですよね。注文住宅なら自分たちの理想を最大限叶えてくれるので、収納スペースもたっぷりと作れるでしょう。
家族が増えたり新しい趣味を始めたりと、暮らしていくうちにいろいろと物が増えていくのは楽しいものです。紹介した収納スペースのポイントを参考にして、ぜひ思い通りの住まいを作ってみてはいかがでしょうか？
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